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梅雨の季節とダニアレルギーのお話
鹿児島も梅雨に入り、ジメジメとした日が増えてきましたね。
この時期は体調を崩しやすくなるだけでなく、アレルギーの原因となる「ダニ」にも注意が必要な季節です。
ダニは湿気を好み、湿度の上昇とともにダニの量が増えていきます。
特に布団やカーペット、ぬいぐるみなど、おうちの中のあたたかくてホコリがたまりやすい場所に潜んでいます。
「布団を干して、たたけば安心」と思われがちですが、実はそれだけでは不十分です。というのも、アレルギーの原因となるのは生きているダニではなく、ダニの死骸やフンなんです。
これらが空気中に舞って吸い込まれることで、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状を引き起こしてしまいます。
そのため、布団は干した後に掃除機で吸うことがとても大切です。
専用のノズルや布団専用の掃除機を使って、布団の表面をゆっくり丁寧に吸い取るのがポイントです。
また、この時期は喘息の症状が悪化しやすく、特に小さなお子さんでは夜間や明け方の咳が増えることもあります。
「風邪かな?」と思っていたら、実はダニが関係していた…というケースも少なくありません。
当院では、ダニに対するアレルギー検査や、アレルギー症状のご相談、治療も行っております。
気になる症状がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。